スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

酒の肴にウボンゴ3D

一人で酒を呑んでると、どうにもこうにも手持ち無沙汰になる。
という訳で、先日友人から購入したウボンゴ3Dを引っ張り出してみた。

適当にボードを選び手に取る。
しばし眺める。
別に侘び寂びを感じている訳ではない。
友人達とプレイする前にパズルを解くのは少々気が引けるのだ。

しかし、
『どうせプレイする時は3ピースの面だ。ここは一つ、4ピースに挑戦してみるか。』
と思い直してプレイしてみることにする。

ボードの4ピースの面を上にして10面体ダイスを振る。
別に自分で適当に番号を選んでも良いのだが、やはりダイスを振るのがゲーマーというものだろう。
スタートの合図が必要なのだ。
様式美とも言える。
ソロプレイだからこそ、大切にしたい儀式だ。

出目は………10。

砂時計をひっくり返してパズルピースを探し出す。

4つのピースを目の前にして脳みそをフル回転させる。

まず考えるのは『どれが一番置きにくいピースであるか?』だ。
これは基本の2Dウボンゴにおけるコツである。
小さなピースは何処にでもハマる可能性がある。
しかし、大きく複雑な形のピースは置ける場所も限定される。
この考えは3Dにも適用できるはずだ。

この法則に当てはめると、この小さな赤のピースはまず保留で良いだろう。
次に平面にもなれる2つのピースも保留。
今回は…このいびつな青のピースが鍵と見た。

さて、これは何処にハマる?

何処だ…?

何処だ…?

何処だ…?

何処に置けば良いのだ?


・・・。


・・・・・・。


・・・・・・・・・。



皆目検討がつかない。



砂時計の砂は静かに、ゆっくり、無慈悲に落ちている。

私は悟った。
もう、砂時計を見る必要はないのだと。

解けるか…解けないか…その二つの内の一つしか無いのだ。

4つのピースを持ってカチャカチャと動かす。
ただひたすらピースを当て嵌める。
時折手を止め、酒を飲み、溜め息をつく。

『俺は何をしてるのだろう?』

自己の存在理由まで問いたくなる。

何回目の杯を空にした時であろうか。

ふと、天啓が降りてきた。

最初に除外した小さな赤ピースを手にとった。

そしていびつな青と並べてみる。



…見えた。



残りのピースをすかさず組み合わせる。



「………ウ…ウボンゴ…。」









静かに、しかし、はっきりと私は宣言した。
誰に聞かすわけでもなく宣言してしまった。

得も言われぬ達成感。
心地好い疲労感が私を包む。

そっと杯を手に取り、中身を空にする。

「・・・ああ・・・美味い・・・。」

全力を出し切った脳みその隅々までアルコールが行き渡る。
酒は特別な酒ではない。いつも飲んでいる普通の酒だ。
しかし、勝利の美酒の味とは、かくも美味い物なのだろうか。



気が付けば、私は次のボードを手に取っていた。





ウボンゴ3D(Ubongo3D)ウボンゴ3D(Ubongo3D)
()
コスモス(KOSMOS)/ドイツ

商品詳細を見る

コメントの投稿

非公開コメント

うぼんご3D

うぼんご3D、難しいのに遊びたくなりますねぇ、今度4ピースに挑戦してみたいです・・・
プロフィール

三月

Author:三月
2011年7月からボードゲームに手を出した新参者です。
仲間との時間が合わずに主にソロプレイ。
と、友達が居ない訳じゃないんだからね!

カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。